【起業】理学療法士が起業する!? 第03話「セミナーへ行く(事業計画書の作成by土曜塾)」
理学療法士である私が、起業へのストーリーを
リアルに
ほぼリアルタイムで
お送りしていくのが、この
「理学療法士が起業する!?」
になります。
果たして無事に
起業出来るのか!?
それはいつになるのか!?
潰れずにやっていけるのか!?
前回に続き「土曜塾」のセミナーに行ってきました。
今回は事業計画書についてですが、、、何を学んできたのでしょうか?
ちなみに前回のセミナーは事業コンセプトについてでした↓
目次
全5回で1から創業について学べる、その名も
創業 初心者セミナー「夢をかなえる土曜塾」
5月から月に1回ペースで9月まで開催されています。
私は奈良県民ですので、奈良の支部拠点でのセミナーになります。全国でも開催されているか、一度見てみてはいかがでしょうか?
今回もいざ奈良へ
場所は近鉄奈良駅を降りてすぐの、近鉄高天ビル4階になります。
創業 初心者セミナー「夢をかなえる土曜塾」について
奈良県よろず支援拠点では、創業初心者セミナーである「夢をかなえる土曜塾」を、全5回シリーズで毎年2回実施しています(前期=5月~9月:後期=10月~2月)。創業するためには何が必要なのか?売上計画は?コンセプトづくりや、マーケティング、財務や労務のこと==などなど。あなたの夢を実現するために!創業のための準備をしっかりとサポートします!
https://www.nara-sangyoshinko.or.jp/n-yorozu/seminar/2080より引用
創業を目指す人はとりあえず受けていた方が良いです。
何故ならばこれに参加するだけで、5つのメリットが発生します!!
5つのメリット
土曜塾に参加すると、
創業に必要な基礎知識や、検討・準備すべき内容を知る だけでなく、
「特定支援事業」と認定する市町村で証明書を受けて創業する場合には以下のメリットが得られます。(奈良県では、奈良市、生駒市、大和郡山市、斑鳩町、天理市、橿原市、大和高田市、広陵町、桜井市、香芝市、葛城市、御所市、宇陀市、曽爾村、吉野町)
①株式会社設立時 法人登録税の軽減
②信用保証協会 創業関連保証の対象期間早期化
③日本政策金融公庫 新創業融資制度の自己資金要件を充足
④日本政策金融公庫 新規開業支援資金の貸付利率の引き下げ
⑤県&市町村独自 県の創業支援資金(一般枠)での信用保証料を県が負担 市町村により独自の支援策
まあ、これだけ漢字を並べられたら、よくわかりませんが、お得のようです。
詳しくは第5回セミナーの「支援制度」で説明があるとのことでした。
ただ、これだけ支援があるのは何故かというと、日本政府が開業しよー!と目標を立てているからです。
開業率/廃業率10%台を目標(2013年)に日本政府は掲げています。
ちなみに2015年の開業率は5.2% 廃業率は3.8%となっています。
なので、「産業競争力強化法」が2014年にでき、
創業支援を行う取り組みをしているのです。
今日の内容
本日のテーマは「事業計画書の作成」です。
事業計画書をなぜ作る?
事業計画書は事業を起こすにあたって、創りたい!という想いを形にするものです。
それは、人に対して説明できるものになります。
それを見た人が協力したいと思えれば、お金を貸してくれます。(銀行など)
そのために、つくらないといけません。
日本政策金融公庫に提出する事業計画書
日本政策金融公庫は国が出資をする金融機関であり、中小企業経営の資金面で頼りになる場所です。
融資を受けるために事業計画書を提出しないといけませんが、その様式が↓
これをしっかりと埋めていかなくてはなりません。
順に見ていきましょう。
1、創業の動機(同業されるのは、どのような目的、動機からですか。
なぜ創業しようと思ったのか。その理由を書きましょう。
2、経営者の略歴など(略歴については、勤務先名だけではなく、担当業務や役職、身につけた技能などについても記載してください。)
これから創業するにあたって、自身の強みをここでアピールしましょう。
3、取扱商品・サービス
何を誰にどうやって売るのかを書きます。
そこにはセールスポイントや販売戦略、競合・市場などもしっかりと把握しておく必要があります。
4、取引先・取引関係等
何をどこから仕入れて、誰に売るのか明確に分けておく必要があります。
5、従業員
従業員数をどうするのか予定を書きましょう。
6、お借入の状況
今自身で他にお金を借りているのか書かないといけません。
7、必要な資金と調達方法
創業する際に必要な資金を書きましょう。運転資金も含まれますが、3ヶ月分の運転資金までしか貸してくれないのが大体とのことです。
調達の方法の部分も、どうするのか書いていきます。
合計は一緒にしてください。
8、事業の見通し(月平均)
創業当初の売上予測・利益の計算をします。また、軌道に乗った後の売上予測・利益の計算をします。しっかりそこでやっていけるか確認しないといけません。
9、自由記述欄(追加でアピールしたいこと、事業を行う上での悩み、欲しいアドバイス等)
あとは上記で書ききれないことなど記載します。
損益計画書について
一番気になるであろう、この損益計画書。
開店しても、どれだけ売り上げれば黒字になるのか、これは大変重要なことかと思います。
それを知るには損益分岐点を知っておく必要があります。
損益分岐点とは
売上から費用を差し引いたものが損益になります。
費用は①固定費と②変動費があります。
①固定費は家賃や人件費など売上がなくても発生する費用になります。
②変動費とは材料費など売上に比例して発生する費用です。
損益分岐点とは、費用を回収できる売上高になります。売上が損益分岐点に届かないと赤字となり、いずれ資金は尽きてしまいます。
計算式等は↓もご参照ください
損益計画書を作ることで
しっかりと資金計画を立て、固定費を下げたり、最初の準備費用を抑えて始めることも必要だとわかってくると思います。
事業計画書とは
まずは、なぜするかの想いを再確認すること
経営していけることを説明できること
それによって初めて、お金が借りられ、事業を始める準備ができる
それが事業計画書の作成で大切な部分だと知りました。
日本政策金融公庫のホームページから、創業計画書の書式がダウンロードできることはもちろん、各業種での記入例も乗っていますので、そちらもご参照くださるとイメージが湧きやすいと思います。
参加してよかった
ここに記載したことはごく一部の内容ですが、セミナーに参加してよかったです。
参加者は今回も30名くらいいたと思います。
グループワークで他の方とも話をしましたが、色々と私へのアイデアもいただきました。
ジャンルは違えど、創業に向かって考えていらっしゃる方々ですので、色々と新しいことややりたいことについてのアドバイスが色々と出てきます。
なんとなくでも、漠然とでも、起業に興味のある方は参加すると、いろいろな方の話が聞けて面白いと思います!
私も自分の夢を叶えるその日まで、色々と学んでいきたいと思います!
終わりに
よろず相談所では経営に関することはなんでも相談できます。
すでに事業を起こされ経営されている方で
「宣伝どうしよう?」「売上げあげるにはどうすればいいんだろうか」
「補助金って使えるのかな?」「引退するけど、どうやって引き継げばいいのだろう」
などの悩みがあれば、相談してください。
また、今までは創業について、相談するとなると、「事業内容」「金融関係」など。各専門の分野に行かなければならなかったことが、
ここに行けば、総合案内をしてくれますので、
これから創業するぞ!という方で、何から始めれば良いのかわからない方なども相談してみると、良いですよ!!
事業に関する相談は経営コンサルタントの方や、社会保険労務士の方など、
専門家の方達が、何でも何回でも無料で相談できます。(国がやっているので無料)
(詳しくは各都道府県に設置されている各拠点をご参照ください。↓のリンク、右上『支援拠点一覧』から検索)
起業に悩んでいる方がいたら、一度よろず支援拠点に相談に行ってみてはいかがでしょうか?
無料ですよ。↓
また、自分で起業するには早いかなって方でも、将来自分がやりたい事があるなら、その経験を積むことを早めにやった方が良いと思います。
自分がやりたいことが明確にある方や、今やっていることが少し違うと思うなら、転職をしてみて、色々な場所で経験された方が良いですね。
転職サイトに登録するならば、その辺もしっかりと伝えれば協力してくれると思います。
↓転職紹介サイトを貼っておきますので、登録される方は、私の転職の記事も併せてみても良いかと思います。
転職時の体験談と注意点ものせていますのであわせてみてください。↓
本日も読んでいただいた方、ありがとうございました。
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*リアルタイム発信ですので、連載は不定期になります。進展があれば掲載していきます 見守ってやってくださいm(><)m