時間有限!考えた結果、残業は悪だった。(時間外手当の罠と時間に対する意識改革)
前の職場ですが、「時間外手当」がみなしで付けられていました。
説明では、「月に25時間(それくらいだったと思う)の残業は、みなしで初めから時間外手当としてつけています。」とのこと。
5万円弱くらいついていたと思うんですけど、
それがなかったら「就職しませんわ」って給料です。
これって「法律的には問題ない」ってなるんですが、
「月に25時間までの残業は、残業代無しで働いてね」ってことで文句言えなくしてるんですよね。そういう雰囲気が出ていました。
こういうのって、介護の業界では当たり前だという話は耳にしたことがあります(サビ残 休日研修とか)
でも時間は有限です!
1日の24時間が平等に与えられた、「限りある大切な物」であることを、今回はお伝えしたいと思います。
前半はグチになります。
みなしの時間外手当とは?
そもそもみなし時間外手当って何でしょうか?
調べてみました。
法律上は「みなし労働時間制」
というみたいです。
営業職の方など、外回りでいつが仕事の終わりかわからない場合や、
「忙しい時は忙しいけど、暇な時は暇」な仕事などが、
会社側での面倒な残業代を計算する必要がない事と、
働き手は、早く終われば、残業が少なくても一定の残業代が支払われるという、
互いのメリットがあるとの事です。
以下をご参照いただくと、とても分かり易かったです。
要するに、終わる時間が不規則になるので、最初から残業代つけときます。残業が少なく済めば働いている人たちも、お得ですよね。という事です。
私は理学療法士なんですけど、、、終わる時間不規則って何なのでしょうか?
毎月、時間外に会議や研修がありました。それは時間外手当に含まれるとの事でした。
書類が山ほどあったので、定時に終わる事はほとんどないと言っても良いくらいでした。
そもそもこのみなし残業代(5万円くらい)がなければ、就職をしていなかった給料になるんです。
いくら残業代がついているとは言え、気持ちはサビ残ですよ。
もう、やめたところなのですが、
今になって、「ないわ〜」と離れたからこそ思います。
「みなしの時間外手当」がついている所は、ある業種では結構あるのでは?
この「みなしの時間外手当」がよく付いている所があるのが、
「通所サービス」です
通所サービスでは送迎がつきものです。送迎は利用人数の変動や道路状況などにより、どうしてもばらつきが生じます。
「ばらつきがあるのなら、最初から決めてしまおう!」というのが、みなし残業です。
送迎スタッフはその方が良い場合(早く終わる日が多ければ)もあるかもしれません。
でもなぜか通所の送迎スタッフだけでなく、その他の職員もみなし残業の契約になっている!?ことがあります。
通所系に勤める場合はその点に注意した方が良いかもしれません!!
残業はなぜいけないんですか?
話は少し変わりますが、残業はなぜいけないのか根本的な所を考えていきます。
時間の考え方について
時間は唯一無二の平等に与えられたものです。
老若男女、人種に関係なく、1日は24時間です。
65歳まであと何時間あるのか?
1年は8760時間
65年は569,400時間
もう私は32年間が過ぎたので、
280,320時間が過ぎ去りました。
残りは289,080時間です。
しかし、この時間を全部を使えるわけではありません。
1日に6時間は寝ますので、33年間分の睡眠が72,270時間となります。(めっちゃ寝ますね。)
すると216,810時間しかありません。
1日の労働時間は8時間で、年間250日働いたなら、年間2,000時間
33年間で66,000時間働きます。
216,810時間から労働時間66,000時間を引くと
150,810時間が自由な時間です。
何だいっぱいあるじゃないかと思うかもしれませんが、年数に直すと
150,810時間は17年と3ヶ月になります。
33年間と思っていたら、自由な時間は半分くらいでした。
それだけ時間はない!のだと、わかって欲しかったのです。
1日の時間でみるとき。
1日は24時間です。
そこから労働時間8時間
睡眠時間6時間
食事・トイレ・お風呂で3時間を引くと
24➖8➖6➖3=7
残りは7時間です。
1日のうち自由時間は約7時間もあるのです。
「時間がないない」と言ってる方、
実は毎日7時間も自由時間があります。
通勤・通学時間や子育て介護などなどもあるとは思いますが、それでもきっと、毎日全く時間がないという方は少ないと思います。
ここをどうやって使うかで、人生を2倍にも3倍にも充実させることができると思います。1日のうちこの7時間を、一体何をしているのか?考えてみてはどうでしょうか?
残業を年間でみてみると。
話は戻りまして残業について、新たな視点で考えてみます。
1年間の勤務を250日
休日を115日とします。
1日1時間の残業をすると年間で250時間
本来の労働時間は1日8時間ですので、
250時間働いたという事は、31日分(31日と2時間)余計に働いたということになります。(250時間➗8時間)
115日休んでいるつもりが、時間でみてみると、
実は84日しか休んでいないということになります。
(115日➖31日)
1日1時間の残業が、
「115日間の休みが、実は84日間しか休んでいなかった!」という風にも考えられます。
休みを増やす方法。
残業がこれだけのことになるという事は、
逆を言えば、勤務時間内に30分いつもは家でやるようなことをすれば、年間で125時間
つまりは15.5日分の休日がプラスされるということです。
勤務中には遊べませんが、
例えば、家でするリハビリのことなどの学習を職場でしても、文句を言われるところは少ないでしょう。
また、ブログのネタを考えたり、書いたりしても良いと思います。
「休みがない」「時間がない」と思っているかもしれませんが、案外やってみれば作れるものです。
勤務が18時までならいつの間にかそこにあわせて仕事をしてしまう。
17時半に終わる!と思えば案外できたりします。
毎日、勤務時間内の30分を捻出し、有効に使えば
「115日間の休みが、実は130.5日間の休んみに増えていた!」という風にも考えられます。
残業は武勇伝や美徳として語ってはいけない。
1日1440分
どんな人でも1日は24時間=1440分です。
上記で述べたように、残業する事は、人生においてもったいないと思います。
残業代が出たとしても、限られた時間を好きに過ごす事はお金には変えられません。
私は今まで残業が当たり前に多くありました。
しかし、そんな状況に「こんなに頑張って働いているんだ!」と自分に酔っていた部分もありました。
そんな自分が変われたのは一冊の本に出会ったからです。
1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣 「ケビン・クルーズ著」